ピヴォ×みんサル

おらが町のポルセイド。暖かい浜田の人たちの象徴がある場所、島根県立体育館【アリーナ紀行】

2018年11月24日、浜田
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

9月29日、体育館用のシューズをカバンに詰め込んでる時、電話が鳴る。

「すいません、台風の影響で……」。

ポルセイド浜田からの連絡だった。9月30日に予定されていたF2第7節、ポルセイド浜田vs広島エフ・ドゥの試合は延期。Fリーグに新たに誕生した中国ダービーはお預けとなった。その電話と同時に、振替日が11月24日になったことがSNS上のタイムラインに流れる。浜田の素早い動きに同調するように、2ヶ月先のスケジュールが埋まった。

待望の浜田である、島根県立体育館である。フラッグを揺らす日本海から流れてくる浜風に、冬の到来を感じさせた。

ズラリと並ぶグッズたち。タオマフやTシャツ、応援フラッグと応援メガホンがある。と、ここであることに気づいた。

『ポルセイド浜田』と日本語で書かれている、アルファベット表記じゃない。ユニフォームの胸に描かれている、『石見神楽』の日本語表記とのマッチングを考えているのか!? 浜田、恐るべし。

横では、ゴーグルを装着をした女性。自衛隊の飛行機によるアクロバット、ブルーインパルスの映像がVRで楽しめる。さらには迷彩服や、制服のコスプレグッズも置いてある。浜田には自衛隊の出張所がある。自衛隊とのコラボが実現していた。本人は楽しい、その姿をみる人も楽しい。いい感じでフラフラと動きつつ、ポカンと口が空けるお約束を見せてくれた。

このVRをテスト体験をしていたのは、スタッフの女性。グッズ売り場も、チケットのもぎりも、ドリンクやフードを販売しているのも女性。浜田レディースの選手たちなんだろう。その彼女たちの元に、子供たちが近づいてくる。そしてその後ろから、杖を突いたおじいちゃんとおばあちゃんがやってきていた。

サポーターの声が鳴りやまない。ずっと太鼓が響き、ポルセイドコールが続く。ちょっと水でも飲んだ方がいいんじゃない?と心配になってしまう。ポルセイドコールの中に、「がんばれー!」と叫び続ける、小さなお姫様もいる。その声量は、アリーナにグルーブ感を作り出していた。

そこへMCが「もっと応援しましょう!」と煽る。いやいや、水でも飲んだ方が……優しい顔をしたドSな人物である。老いも若きも、男も女もポルセイドを応援する。おらが町のポルセイド。浜田という土地に、ポルセイドという共通言語ができていた。日本海から吹く浜風には、アットホームな暖かさが混じっていた。

実は、ちょっと浜田通である。石見神楽になると町中が大変なことになるとか、のどぐろという魚がうまいとか……浜田出身の知人にそう洗脳されていた。そしてなんちゃって浜田通は試合後、浜田の町で浜田名物、赤てんを手に入れていた。浜田、恐るべし。

コメント

みんサル

個サルを検索する ひとりでも参加できる個サルやイベントに行ってみよう!

大会にエントリーする 仲間や友達を集めてフットサル大会に参加しよう!

全国のフットサル施設 全国のフットサル施設からお気に入りの場所を探そう!

RANKING

Special Thanks

  • ベストパートナー
  • ボアスコンプラス