ピヴォ×みんサル

地元で見れない。ホームチームなき試合に思うこと【コラム】

(PHOTO,TEXT・佐藤功)

2月23日と24日、名古屋では最強を決めるFリーグ・ディビジョン1プレーオフ決勝。その同日、東京ではF1・F2入替戦と全日本フットサル選手権予選が開催。決勝戦が勝ちたいものであれば、入替戦は負けたくないものだろう。そう考えた時、足は東京へ向かわせていた。

戦いは白熱した。アグレミーナ浜松はこの1年の低迷をこの1戦で挽回しようとし、ボアルース長野はこの1年の集大成として戦う。デウソン神戸は次の戦いを手に入れるために、ポルセイド浜田は勝つためだけに戦っていた。結果次第では移籍や退団、引退もありうる。クラブとしても来季の経営が大きく変わる。彼らの人生を左右させる。それだけ大きなものをかけて戦う彼らの姿があった。

これを東京ではなく、どこかのホームアリーナで開催してほしかった。もちろんすべてのクラブに対しアウェーだった東京に浜松や長野、神戸や浜田の人たちは訪れてはいた。でも地元で勝利の喜びを体感し、地元で敗戦の悔しさを体感できるようにしてほしかった。

入替戦や予選は特別な試合であり、準備期間も短かったため東京開催にせざるを得なかった部分もあるだろう。だが、準備期間もある通常のリーグ戦に関してはどうだろうか。F1はホーム&アウェーに加え、中立地であるセントラルの3回戦で行われる。この中立地は地元の人にとっては遠征であり、アウェーと同じようなもの。年間を通して2/3が地元ではない、よその地域でやっている。地元のクラブが目の前にいないことが多いため、どうしてもホーム感というものが薄れてしまう。そのため、地元にとっての身近な存在になりにくい部分がある。

地元にあるから応援する。通ったこともない高校なのに、甲子園で勝ち上がっていくとなんだかうれしくなる。出身地が同じ有名人がなんだか気になってしまう。それがホーム感であり、自然なことだと思う。そういったホーム感が、これから好きになってもらえそうな予備軍でもある。

いろんな地域が集まったのが全国リーグ。中央的なものではなく、地域の集合体である。地元と一体になり共感してもらおうと、全国各地にクラブが存在しているはずである。フットサルという『競技』推しも大切なことだけれども、地元にある『クラブ』推しも大切。フットサルが好きな人だけではなく、地元にいる好きになってくれそうな人たち、フットサルはわからなくても地元だから応援したいという人たちも大切にしてほしい。そして、いろんな人たちの喜怒哀楽を地元のアリーナで体感し共有をしてほしい。

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