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経営者視点から見るフットサル場『人工芝の選び方』【WASSEのフットボールマネージメント論】

皆さんこんにちは。寝ころびながらのリフティングギネス世界記録保持者でTEQBALL(テックボール)日本代表でフットサル台場のエグゼクティブ・マネージャーをしております早稲昭範(愛称:WASSE)と申します。コラム第二回という事でまだまだギコチナイ文章で大変申し訳ございません。少しずつ執筆にも慣れていけるよう頑張っていきたいと思います。

さて、今回は表題にもあるように「経営者視点から見るフットサル場の人工芝」について思ったことを書きたいと思います。

▼ショート、ロング、人工芝に求める要素は?

まず、フットサル場の人工芝は誰がどのような経緯で導入を決めるのか?私もフットサル場のマネージャーをするまでは全く意識もしなかったことです。

実は立ち上げ段階のフットサル場での芝や施設の建設については「投資するオーナー」及び
「現場責任者」が決めることが多いと思います。

私の施設でもそうでした。しかし、芝の経年劣化により全面張替えなどの時期が来た際には現場の責任者が各施工会社及び顧客ニーズをしっかりと拾い上げて決めることが重要になります。

私の目指すフットサル施設は「フットサルからの脱却」にあります。フットサル業界は2011年の愛好者数370万人をピークに毎年激減の一途を辿っています。2015年には150万人。現在では愛好者数が100万人程度にまで落ち込んでいます。上記以外にもWEB上でマーケティングをしてみました。実際にWEBでフットサルコートを予約する人が大多数を占める中で、Googleの検索キーワード「フットサルコート」の推移を調べました。すると、2011年を100とした場合、なんと2018年は55まで落ち込んでいます。

一昔前まではフットサル施設というのは優秀な投資案件でありましたが、現在は施設供給の過多及び愛好者数の減少による影響で特に都内の施設は経営赤字に陥り閉鎖するような状況です。このような背景を鑑みて私はフットサル場の在り方をフットサルだけに拘らずいろんなスポーツができる「アミューズメントパーク」にしようと考えます。

話が逸れましたが、結局私の思う人工芝は「汎用性の高い物」が良いと思います。

それでは本題の人工芝について考察していきたいと思います。人工芝は大きく分けて3種類あります。

・ショートパイル(短い芝)
・ロングパイル(長い芝)
・砂・ゴムチップ入り(ショート及びロングパイル)

これらの芝の中で汎用性が高い物はどれだと思いますか? 私の思う汎用性の高い人工芝は「高密度ショートパイル(ノーサンド)」になります。その理由は大きくわけて4つです!

▼汎用性の高い高密度ショートパイル(ノーサンド)、4つの特性

・様々な競技に対応可能な点

例えば、バスケットボールのようにボールを常に弾ませるような競技はロングパイルの場合、バウンドさせる際の反発力が落ちてしまいます。それに比べてショートパイルの場合はさほど反発力に影響はありません。

・芝の原状復帰が容易におこなえる点

例えば、音楽フェスの開催や企業のパビリオンとしてスペースを貸出する際、コート内にトラスを組んだりかなり重たい什器を搬入したりと芝に大きな負担をかけることになります。皆さんご想像されてる通りロングパイルの場合はこの負担がショートパイルと比べてかなり大きくなります。(長い芝だと什器を置いている部分だけ芝が寝てしまうため)更にこのような状況で長期間コートを貸し出す際には、最悪の場合人工芝の全面張替えを余儀なくさせられます。

・衛生面でも優れている点

これは、実際にフットサル台場で起きた話です。

当施設をご利用頂いているサッカースクールのお子様がその日、体調が悪くコートで嘔吐してしまいました。我々スタッフも保護者から連絡を受けて直ちに子供の安全を確認すると共にコートの清掃に取り掛かりました。その日は当該コートで30分後に他のお客様のコート予約が入っていたので正直焦りました。しかし、バケツに水を汲みブラシとモップを使い清掃した結果、たった10分で原状回復。更に残り時間を使いアルコール消毒までおこない衛生面でも完全に問題をクリアする事ができました。

これが仮にロングパイルや砂・ゴムチップ入りだと清掃が間に合わなかったと思います。

・バリアフリーにも対応

2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックにおいて施設のバリアフリー化は避けて通れない案件になります。フットサル台場も2018年7月に施設を大幅改修し、階段など段差がある場所には手摺りを設けました。

芝に関しては車いすでも負担なく動き回れるショートパイル(ノーサンド)が最適だと思います。ノーサンドである理由は車いすが滑らないからです。
コートで観戦するのはもちろんですが、車いすでスポーツをする人にとっても動きやすいというのは非常に重要なファクターになります。

以上の4点が経営者視点から見るフットサル場の人工芝についての考えです。

もちろん、他の芝が悪いと言ってる訳ではありません。実際にショートパイルの場合、ロングパイルと比べてプレイヤーの足腰への負担が大きく怪我をしやすいというリスクもあります。また、サッカーの延長線上で考えると「スパイク」を履いてプレーできないという大きなデメリットがあります。

このように施設によってどこをストロングポイントにするかで大きく変わってきます。

フットサル台場では前述でも申し上げた通り「フットサルからの脱却、いろんなスポーツができるアミューズメントパーク」が目指すべき指針なのでこのような結論に至る訳です。

今後、フットサル場を作ろうと考えている方や経年劣化による人工芝の全面張替えを考えている施設責任者にとって少しでも参考になれば幸いです。

今後ともよろしくお願いします。

WASSE(早稲昭範)

大阪府出身。テックボール日本代表 フリースタイルフットボーラー
2017年 ギネス世界記録(寝た状態でのリフティング) 2018年~フットサル台場マネージャー

Wikipedia:WASSE(早稲昭範)

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