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1,000人を超える小学生たちの戦い。第13回Y.S.C.C.杯 横浜開港記念サッカー大会とは【コラム】

2019年6月2日・横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

1853年、歴史を揺るがす大きな事件が起きる。黒船来航である。その数年後の1859年6月2日、横浜は開港され日本は大きく変わり始めた。そして2019年6月2日、開港160周年となった横浜で、『第13回Y.S.C.C.杯 横浜開港記念サッカー大会』が開催された。

Jリーグ、ならびにFリーグのクラブであるY.S.C.C.横浜がサッカー大会をする。選手たちも来るのかな?という気持ちで新横浜駅を下車。おそらく1,000人は超えているだろう。会場となった『しんよこはまフットボールパーク』には、想像をはるかに超える人だかりができていた。

本当に小さな子供たちがボールを追いかけている。大会に参加したのは小学生たち。午前は低学年を中心に、午後は高学年を中心に年代別でカテゴリー分けされ、6面用意されたピッチはフル稼働で大会は進んでいく。真剣に戦う子どもたちと、真剣に指示を出すコーチたち。ピッチサイドには「シュート!シュート!」とお母さんたちも熱くなっていた。

ピッチの外も大盛り上がり。アフリカの民族楽器を楽しそうに叩く子どもたちや、てんこ盛りのかき氷に驚く子どもたち。さらには、元サッカー日本代表監督イビツァ・オシム氏と、ガンバ大阪でプレーをしていたパトリック・エムボマ氏のメッセージに目を通す大人たちもいた。

そしてこの試合を待っている時間は、子どもたちの夢が叶う瞬間でもあった。試合が行われる6つのピッチ以外に、実はもうひとつピッチが用意されている。そこに子どもたちが集まり「よろしくお願いします」と声をかける。そして彼らは、JリーガーとFリーガーと握手を交わした。JとFの混成チームと対戦できる機会が設けられていた。

パスが右から左へ、細かいボールタッチで翻弄する選手たち。そこに子どもたちは必死に食らいついていく。山形祐斗がフェイントを入れるたびに「ヘイ!ヘイ!」と叫ぶ。その山形に対し、子どもたちのチームに参加していた谷俊勲が声をかけて盛り上げる。

Y.S.C.C.横浜は自らを街クラブと称している。それは、街の人と共にクラブがあるということ。子どもたちが「ありがとうございました」と大きな声で、選手たちとハイタッチを交わしている姿に象徴されている。クラブが掲げる『地域はファミリー!』は、Y.S.C.C.らしさを現す言葉であった。

 


佐藤功(さとう・いさお)

岡山県出身。大学卒業後、英国に1年留学。帰国後、古着屋勤務、専門学校を経てライター兼編集に転身。各種異なる業界の媒体を経てサッカー界にたどり着き、現在に至る。

 

 

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