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海外移籍の理由とは?名古屋オーシャンズ・平田ネトアントニオマサノリの挑戦

ADフンダオに2年間のレンタル移籍。平田ネトアントニオマサノリは、大好きな名古屋を離れポルトガルへ渡る。それは、真の背番号9になるための決断でもあった。

▼名古屋のエースになるために

今週末、いよいよFリーグでのラストマッチを迎える。“絶対王者”名古屋オーシャンズで、2代目の背番号9となった日本代表FP平田ネトアントニオマサノリのことだ。

平田はこの試合後、AFCフットサルクラブ選手権タイ2019を名古屋の一員として戦ったのち、ポルトガルのADフンダオへ2年間のレンタル移籍に出る。

2016年、Fリーグで9連覇を果たした直後、名古屋オーシャンズはチームのエースだったFP森岡薫にゼロ提示を行った。この時、櫻井嘉人GMがフットサル界の顔であった男の後継者に直々に指名したのが、当時、全くの無名だった平田である。

名古屋の新エース候補という大きな期待を寄せられた平田だったが、それから3シーズンが経った現在まで、まだチームの顔になることはできていない。今季も世界トップレベルのブラジル人ピヴォであるラファ、ヴァルチーニョの影に隠れる形となっている。

期限付き移籍が発表されたリリースで、平田は「この大好きな名古屋オーシャンズを離れるのは、すごくさみしいですけど、自分がもっと成長するために決断しました。成長した姿を名古屋でまた見せれるように頑張ります」と、コメントを発表した。

外国籍選手としてポルトガルへ渡る平田だが、その頭にあるのは、名古屋のエースになることだ。

ADフンダオは、現在のチームメイトであるヴァルチーニョが、かつて所属したクラブだ。昨年から海外移籍を考えるようになったという平田は、「ヴァルチーニョにもいろいろ聞いて、絶対に自分のプラスになると思って決めました」と言う。

「スペインか、ポルトガルに行きたいと思いました。僕としてはどちらでも良かったんですが、もっとレベルの高いところでやりたかった。どちらかというと、今もあまり試合に出られていませんし、昨年から海外に行きたいと思うようになっていたんです。この年齢になってくると、試合にしっかり出ないといけません」。

他のFリーグクラブに行くことは考えず、名古屋よりも試合に出られる海外クラブへ渡り、経験を積む決断を下した。そして2年後、名古屋に戻って、よりチームにとって重要な選手となることが、彼の今の目標だ。

オーシャンアリーナでのラストマッチとなった第10節のシュライカー大阪戦では、後半17分にゴールを決めて8-1の大勝に貢献。試合後にはアリーナでファンに挨拶するだけでなく、恋人に公開プロポーズを行って見事に成功。生涯の伴侶を得た。

続く立川・府中戦ではチームが6-1と快勝したが、自身はノーゴール。それだけにFリーグ最終戦となる北海道戦に懸ける思いは強い。「次の試合では、絶対にFリーグラストゴールを決めたいと思います」と、闘志を燃やす。

 

自身がゴールを決めると、ブラジルの伝統芸「カポイェラ」でゴールを祝福する平田。そのFリーグ・ラストダンスに注目だ。

 

河合拓(かわい・たく)

2002年に当時、国内唯一のフットサル専門誌Pivo!の編集部に入りフットサルに魅力せられる。その後、2006年のサッカー・ドイツW杯を前に週刊サッカーマガジン編集部に入り、セレッソ大阪、ガンバ大阪、横浜FCなどを担当。2011年から2014年まではゲキサカ編集部で活動。2015年からはフリーランスとなり、2016年に「FutsalX」を立ち上げ、フットサルを中心に取材しながら、サッカー日本代表も取材する。U-18フットサル選手権は第1回大会からすべての大会の取材を続けている。

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