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名古屋オーシャンズ、清水和也のタイ・ソンナムを破り決勝進出【AFCフットサルクラブ選手権】

AFCフットサルクラブ選手権タイ2019・準決勝に駒を進めた名古屋オーシャンズ。その彼らの前に立ちふさがったのは、タイ・ソンナム。清水和也であった。

▼2種類の守備戦術

3年ぶりにアジアの頂点を目指す名古屋オーシャンズが、その強さをしっかりと見せつけた。15日に行われたAFCフットサルクラブ選手権タイ2019の準々決勝で、名古屋はタイ・ソンナム(インドネシア)と対戦し、3-1の勝利を収めて3大会ぶりの決勝進出を決めた。

キャプテンのFP星龍太が出場停止明けで戻った名古屋は、序盤から出足の良いプレッシングで試合の主導権をつかんでいく。ここまで大会通算7得点を挙げている日本代表FP清水和也にボールを入れさせずに、攻撃の形をつくらせない。

守備で主導権を得た名古屋は、前半5分に左サイドからFP吉川智貴がドリブルで仕掛けていき、ゴール前に走りこんでいたFPペピータにラストパスを送る。元ブラジル代表FPは、このチャンスを確実にものにして、名古屋が先制点を獲得した。その後も、名古屋は守備で集中を切らさずに、速攻を狙いながら試合を進めていく。前半16分には、再び吉川のパスを受けたペピータが、今度は右足でGKとの1対1を制して追加点を決め、前半を2-0とリードして折り返した。

後半に入っても、名古屋のプレスは衰えない。しかし、後半6分に自陣でFP水谷颯真のミスでボールを失い、相手にCKを与えると、ここから1点差に詰め寄られるゴールを決められてしまう。思わぬミスで失点を喫した名古屋だったが、ここで落ちることはなかった。その後、前からのプレスがかかりにくくなると、ハーフウェーラインからの守備に切り替えて「リードを守る戦い方に変更した」(フエンテス監督)ことで、試合の主導権を握り続けた。

後半13分には橋本優也がドリブルで仕掛け、ベトナム代表FPパン・ドゥク・ホアのファウルを誘発。このプレーで2枚目の警告を受けたパンが退場となり、数的優位を得た名古屋はFP星翔太がゴールを決めて、再びリードを2点に広げた。

その後、パワープレーを仕掛けてきたタイ・ソンナムの攻撃を最後までしのぎ切った名古屋が3-1で勝利。3大会ぶりの決勝にコマを進めた。名古屋が決勝で対戦するのは、グループステージでも同じ組に入っていた前回王者のメス・サンガン・ヴァルガザン。1年前の雪辱を晴らし大会5連勝中の名古屋が、今度は雪辱に燃えて挑んでくる相手を再び打ち破ることができるか。注目の一戦は17日、日本時間20時にキックオフを迎える。

 

フエンテス監督

ここまで自分たちが戦ってきたのは、この決勝戦のためです。この瞬間のためですから、今はしっかりと体を休めて決勝戦へ向かいたいなと思っています。戦術的にも、戦略的にもいろいろな準備をしていくなかで、全力を出し切れたチームが決勝では最後に勝つと思っています。ですから、一つひとつの球際の勝負、一つひとつのディフェンスのところで、すべて出し切り、悔いがないようにしたいです。

 

吉川智貴

僕だけじゃなくて、みんなが昨年負けた悔しさをもっていましたし、気持ちのこもった良いゲームができたと思います。決勝ではおそらくイラン(メス・サンガン)が来ると思いますが、予選で勝っているので、さらに難しい試合になるはずです。またグループラウンド以上に難しくなると思うので楽しみたいなと思います。

 

清水和也

名古屋の圧力は想像以上でしたね。今大会一番の圧力でした。自分たちのやりたい攻撃が全然できませんでしたね。後半に入っても圧力をかけ続けてきました。決めないといけないチャンスもありましたが、こちらもあせった部分があって決められませんでした。すべては名古屋の圧力を直に受けた結果だと思います。Fリーグの名古屋と今大会の名古屋は、また全然違いましたね。

 

河合拓(かわい・たく)

2002年に当時、国内唯一のフットサル専門誌Pivo!の編集部に入りフットサルに魅力せられる。その後、2006年のサッカー・ドイツW杯を前に週刊サッカーマガジン編集部に入り、セレッソ大阪、ガンバ大阪、横浜FCなどを担当。2011年から2014年まではゲキサカ編集部で活動。2015年からはフリーランスとなり、2016年に「FutsalX」を立ち上げ、フットサルを中心に取材しながら、サッカー日本代表も取材する。U-18フットサル選手権は第1回大会からすべての大会の取材を続けている。

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