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名古屋オーシャンズ、4度目のアジア制覇。そこにはラストマッチとなる平田の活躍があった【AFCフットサルクラブ選手権】

名古屋オーシャンズがAFCフットサルクラブ選手権タイ2019を制す。3年ぶり4度目のアジア王者戴冠となったその日は、ポルトガルへ旅立つ平田ネトアントニオマサノリの名古屋ラストマッチでもあった。

▼3年ぶり4度目のアジア制覇

AFCフットサルクラブ選手権タイ2019の決勝戦が17日に行われ、名古屋オーシャンズとメス・サンガン・ヴァルガザン(イラン)が対戦した。名古屋にとっては通算4度目のアジア制覇がかかった一戦。対するメス・サンガンにとっても、初のアジア選手権連覇を成し遂げられるかが問われる試合だった。

すでにグループステージでも対戦していた両チーム。メス・サンガンのイスマイル・タギプール監督は、この試合に向けて「前回の対戦ではまだすべてのカードを切っていない」と、秘策があることを匂わせていた。だが、実際に試合が始まってみると前回の対戦からは変化は感じられず、その試合同様に名古屋が攻守で主導権を握っていく展開となった。

そして、この試合でも均衡を破ったのは、グループステージの対戦時にも先制点を挙げたFP平田ネトアントニオマサノリだった。この試合が名古屋の選手としてのラストマッチだった平田は、FP水谷颯真からのパスを受けると、冷静にドリブルでGKをかわしてシュートを決め、名古屋に先制点をもたらした。

先制してからも名古屋は緩みを見せずに前回王者を脅かした。しかし、追加点を決めることができないまま、前半は1-0で折り返した。

今大会の名古屋は40分間落ちない運動量も大きな武器としてきたが、それは決勝でも変わらなかった。後半の立ち上がりはFP星翔太やFPペピータがゴールに迫るものの、メス・サンガンも懸命な守備でゴールを許さない。それでも後半13分、セットプレーのチャンスを得た名古屋は、FP吉川智貴の浮き球のパスをFP安藤良平が得意のボレーで合わせる。これが決まって名古屋がリードを2点に広げた。

あとがないメス・サンガンはパワープレーを開始。あわやという場面もあったが、名古屋は機動力を落とさずに守り切る。逆にGK関口優志のパワープレー返しがポストをたたくなど、チャンスもつくったが3点目は決まらなかった。それでもアジア最強の攻撃力を誇る相手に2-0で勝利し、今大会初の無失点、6戦全勝と圧倒的な強さを見せて3年ぶり4度目のアジア制覇を成し遂げた。

 

吉川智貴

相手がディフェンスの強度を上げてきたなかで、なかなかそれに対応できませんでした。それでも自分たちのディフェンスの強度を途切れさせず、戦えたことが勝因かなと思います。グループステージよりも、さらに厳しい戦いだったかなと思います。この大会は試合ごとに成長ができましたし、やられてはいけないところで耐えられるようになったと思いますし、本当に厳しい、ぎりぎりのところでの駆け引きに勝てた試合でした。本当に試合をうまく運ぶことができたと思います。

 

星龍太

優勝は4度目ですが、全部嬉しいですし、全部に特別な思いがあります。どんどん記憶と記録は塗り替えられるべきですし、この4度目の優勝は僕のなかでも新しい優勝です。前の大会よりも、また鮮明に残っていくのかなと思います。次に優勝したら、そっちが次に残っていくと思いますけどね(笑)。今はこの4回目の優勝が一番うれしいです。今回の全勝優勝も、前回の40分間で勝った試合が一つしかないのも優勝は優勝なので、どちらも同じくらいに嬉しいです(笑)。Fリーグの試合が金曜日にあり、相当きついのですが、外国籍選手2人(ラファとヴァルチーニョ)に頑張ってもらって、僕たちの200%くらい走ってもらえたらと思います。

 

平田ネトアントニオマサノリ

ラストの試合でゴールを決められて、ちょっと持ってましたね(笑)。ラストマッチだからといって、特別な意識はありませんでした。名古屋のフィロソフィにあるように「どの試合に勝つ」という、いつもどおりの気持ちでした。ゴールを決めた後は、チームにも感謝していますが、日本から来てくれたサポーターに感謝をしたかったので、ゴールを決めたらサポーターのところに行こうと思っていたので、決めて行くことができてよかったです。ポルトガルで成長して、こういう試合でもっと活躍できる選手になり、帰ってきたいと思います。

 

河合拓(かわい・たく)

2002年に当時、国内唯一のフットサル専門誌Pivo!の編集部に入りフットサルに魅力せられる。その後、2006年のサッカー・ドイツW杯を前に週刊サッカーマガジン編集部に入り、セレッソ大阪、ガンバ大阪、横浜FCなどを担当。2011年から2014年まではゲキサカ編集部で活動。2015年からはフリーランスとなり、2016年に「FutsalX」を立ち上げ、フットサルを中心に取材しながら、サッカー日本代表も取材する。U-18フットサル選手権は第1回大会からすべての大会の取材を続けている。

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