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加藤未渚実、日本代表公式戦初出場でハットトリック。大勝のマカオ戦でも満足しきれない理由とは?【AFCフットサル選手権2020・東アジア地区】

AFCフットサル選手権東2020トルクメニスタン―東アジア地区-が開幕。日本代表はマカオ代表に大勝した。ハットトリックをした加藤未渚実は早くも、次の戦いに目を向けていた。

 

▼加藤未渚実、AFC初出場3得点

フットサル日本代表は22日に行われたAFCフットサル選手権2020トルクメニスタン―東アジア地区-の初戦でマカオ代表と対戦した。序盤からマカオを圧倒した日本は前半だけで10得点を挙げると、後半も最後まで攻撃の手を緩めることなく7得点を加点。17-2という圧倒的大差をつけて勝利した。

この試合でAFC主催の公式大会、初出場となった選手の一人がFP加藤未渚実だ。この試合、加藤は前半6分に左サイドから仕掛け、左足でチームの4点目を記録。その後も14分にセットプレーから左足のシュートを決める。そして後半6分には得意の右サイドでボールを受けると、中央にカットインして、GKのニアを打ち抜いた。

「一度、ボールを止めてから、足の裏で2回触って内側に、思い通りにボールを運べました。ほかの選手も呼んでいたのですが、そこで上を狙うのではなく、下のニアに思い通り蹴ることができたのがよかったと思います」と、ハットトリックを達成したゴールを、この試合で最も良かったゴールとして振り返った。

FP室田祐希、FP吉川智貴と並ぶチーム最多の3得点を挙げた加藤だが、試合後に満足した様子は見せなかった。ミックスゾーンでの第一声は、「良いスタートは切れたのですが、あんまり満足はしていません」というものだった。

「3点目まで決められたことは良かったのですが、個人的には4点目、5点目を決められるシーンが何度かあったので。そこを沈めて、もっと違いを見せなければいけませんでした。そこが課題ですね」と、その後のチャンスを生かしきれなかったことを悔しがった。

相手が格下のマカオであったとはいえ、しっかりチャンスを生かして積み重ねた17得点というゴール数は評価されるべきだ。チームとして、様々なバリエーションの攻撃の形から点を取れたことには、「チャンスはすごくたくさんあったので、この得点差は妥当とは思います」と、加藤も満足を示す。だが、続けて出るのは戒めの言葉だ。

「でも、それぞれ満足していない部分は各選手が持っていると思いますし、個人としても枠内にシュートを打ち切れていないことが多々あったので、その部分をしっかり決めきれるようにしたいです」

2日後の韓国戦は、マカオ戦以上に厳しいゲームになるのは明白だ。加藤は自身にとっての「テスト」になると、AFCフットサル選手権の出場権獲得がかかる一戦について語っている。

「僕自身、韓国と対戦したことはありませんが、聞いた話では『球際に強く来る』『ディフェンスの強度が高い』『カウンターが速い』ということなので、そこを意識することですね。個人的にも球際で負けないこと、そしてそういう相手にも違いを見せて、ゴールを決めきれる選手になりたいと思っています。そこが試される試合になると思います」

個人としてAFC主催の大会に初出場してハットトリックを達成、チームとしても快勝したが、モヤモヤとした表情を見せていた加藤。韓国戦ではその鬱憤をしっかりと晴らし、AFC選手権の出場権を手に帰国したいところだ。

 

河合拓(かわい・たく)

2002年に当時、国内唯一のフットサル専門誌Pivo!の編集部に入りフットサルに魅力せられる。その後、2006年のサッカー・ドイツW杯を前に週刊サッカーマガジン編集部に入り、セレッソ大阪、ガンバ大阪、横浜FCなどを担当。2011年から2014年まではゲキサカ編集部で活動。2015年からはフリーランスとなり、2016年に「FutsalX」を立ち上げ、フットサルを中心に取材しながら、サッカー日本代表も取材する。U-18フットサル選手権は第1回大会からすべての大会の取材を続けている。

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