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日本代表とプレイできる、ペスカドーラ町田の個サル【木暮知彦の個サル&スクール探訪記・みんサルのFクラブ編】

Fクラブの入場者数は年々下がり続け、フットサル競技人口も減り続けている。しかし、新しい兆しも見え始めている。それは個人参加型フットサルとフットサルスクールの台頭である。そこで今回、Fクラブの個サル、スクールの取り組み状況を取材。これらがFクラブの観客動員につながり、フットサル競技人口増にも寄与するのか。見る人にもプレイする人にとっても、何か感じてもらえればと願い、個サルイベント検索サイト「みんサル」を運営する木暮知彦は筆を執ることにした。

▼日本代表と楽しくプレイができる、ペスカドーラ町田の個サル

ペスカドーラ町田のホームアリーナはJR横浜線成瀬駅北口から徒歩9分、町田市総合体育館である。個人参加型フットサルを取材した10月25日(水)は雨で、参加者が少ないのかなと心配したが、そんなことは全くなかった。

会場に入ると、熱気ムンムン、楽しくかつ真剣にフットサルを楽しんでいる人が15人はいただろうか。そして、皆さん上手い。それもそのはず、インタビューしてわかったことだが、コアなファンが多く、ペスカドーラ町田クラブ創設以来10年通っている方も数多くいたのである。

まずは、ペスカドーラ町田の個サル概要を紹介しよう。紹介してくれた方は、ペスカドーラ町田の関野淳太事業部長である。関野といえば、知る人ぞ知る甲斐修侍が立ち上げた「アズー」の創設メンバーで、その後湘南ベルマーレの前身であるロンドリーナを立ち上げ、ペスカドーラ町田の監督を務めるなどフットサル界のレジェンドである。

「町田の個サルの目的は、ファンサービスと新しいお客様獲得で、コアな方ばかりに見えますが、ぽつぽつ新しい方もお見えになっています。例えば、あの黒のジャージの方は今日が初めてですよ。」と新しい方を紹介して頂いた。

「すでに4、5年の実績があり、町田(関野、室田祐希、山野達也)、相模原市立総合体育館(篠崎隆樹、小川亮)、フットサルステージ多摩(瀬戸真司、ピレス イゴール)で展開しています。町田の例ですが、人数は常時15~20人で少ないときはFリーグ選手のクリニックとなりますが、通常は5分ハーフの対戦を行っています。女性の方は毎回3~4人来られています。時間は、19:15から20:45の1時間半で、一般の個サルよりは30分短いです。物足りないという方もいれば丁度良いという方もいます。」(関野)

実際、20:45終了であわただしくスタッフが片づけに入っていたが、公共施設なので、21:00には閉館しなくてはならないので仕方がないところであろう。しかし、実際見た感じでは、5分で頻繁に入れ替えることもあってか、筆者は丁度良いように感じた。

▼参加者の輪に溶け込むFリーガー

順調にローテーションが進む中、アクシデント発生、強シュートをお腹でブロックしたため、女性のプレーヤーが倒れてしまったのだ。慌てて駆け寄ろうとする山野コーチ。しかし、さすがコア層のプレーヤー、すぐに起き上がりプレイは続行。遊びの中にも真剣さが大事と感じたものである。

Tさん(お腹でシュートブロックするが、すぐに立ち上がった女性)

「フットサル歴は10年でペスカドーラ町田設立以来、通っています。一度もチームに所属したことはなく、勤務の帰りに健康に良いこととフットサルが好きなので、ほとんど来ています。むろん、観戦も大好きで、最初の頃のコーチだった森谷(優太)選手、今のコーチの室田選手が気になる選手です。」

典型的なFクラブ個サルの参加者層で、観る、プレイする両方を楽しんでいる方でした。そういえば、「木暮さんですよね、息子さん(木暮賢一郎)とそっくり」と言われてしまった。

 

YTさん(もう1人の女性参加者)

「フットサル歴は10年以上です。今日は、サッカーも好きで、(横浜F)マリノスの試合を見に行く予定でした。雨になったので体育館の町田の個サルに参加しました。(休憩中にタブレットで何やら検索していたが、マリノスの試合結果の速報だった)
いつもは、神奈川在住なので、関東1部のブラックショーツとかコロナFCの個サルに行きますし、試合も見に行きます。サッカーとフットサルは分けるものではなく、分け隔てなく愛好してもらえるといいと思います。今度のロンドリーナ対ブラックショーツ戦(関東1部、1位2位対決)は絶対見に行きます。」

観るのはサッカーと地元の身近な地域リーグのフットサル、プレイは個サルといった感じでした。

 

YMさん(49歳)(紹介していただいた初めての個サル参加の男性)

「きっかけは、子供が町田のスクールに通っていて、自分もやってみたくなり、初めて参加しました。(奥さんと子供はスタンドで父親のプレイぶりを見学していた)子供は小6で、フットサルは子供の方が詳しい。むろん、試合も一緒に見に行きます。子供のファンはコーチが森谷、室田選手なので、両選手のファンみたいです。昔は、野球をやっていたが、忙しいこともあり、運動はずっとやっていなかったのですが、少し余裕もできたので、これからはできるだけ個サルに参加してみたいと思いました。実際、面白いし、子供との共通の話題もできるので、良いと思います。また、初めてでしたが、回りの方の気遣いもあったと思いますが、違和感なくやれたと思います。」

子供のスクール+親の個サルの新しいモデルを現実に見た気がしました。

中西隼土さん(写真左。同じ転勤族?)

「町田個サルのきっかけは、兵庫県から転勤になって町田に移り住んでからで、もはや常連になっています。兵庫の時代は、サッカーをやっていたし、サッカーファン。今は、フットサルも両立して町田の試合も見にいくし、ファンになっています。」

室田選手も言わば北海道からの転勤。それで親しくなったかどうかは、聞き漏らしました。

 

室田祐希選手(コーチ)

「個サルは、町田について(家も近いこともあって)毎週欠かさずコーチを担当しています。(北海道から出てきて2年目になりますが)体育館の近くに住んでいて、町田は大都会でもなく、便利も良いので気に入っています。個サルはゲームの時は、まずは自分も皆と一緒になって楽しむことを心がけています。」

実際、参加者の輪に溶け込んでいて、非常にいい関係でフットサルが出来ているように感じました。
丁度、この日にAFCフットサル選手権2018東地区予選のメンバーが発表。代表入りした室田選手の意気込みは・・・。

「2年前のワールドカップ予選では、自分は何もできず、貢献しないまま終わってしまった感があります。今回は、自分の役割(ドリブル突破から点を取ること)をしっかり果たして、チームに貢献したいです。土曜日の(バサジィ)大分戦に出場後、東京に帰って、日曜日出発します。」

集合写真は、室田選手を囲んだ激励スタイルになり、いつもの仲間ならではのファミリー感溢れる写真になりました。

室田祐希

1992年4月生まれ、北海道出身フットサルプレーヤー。2010年よりエスポラーダ北海道でプレイ、名古屋オーシャンズを経てペスカドーラ町田に2016年入団。2013年3月のスペイン遠征で代表初選出、翌年のクエートで開催されたコンチネンタルカップで決めたヒールリフトのゴールは世界的にビューティフルゴールとして有名になった。

山野達也コーチ

「今年の3月まで、サテライトチームのアスピランチの選手でした。30歳になり、結婚を機会に現役を引退、町田のスタッフに転身、同時に個サルのコーチを務めています。スタッフとして事務方ばかりでなく、ボールを蹴れる強みを生かして町田を支えて行きたいと思っています。」

選手として、恐らく苦労も多かったと思うが、今は吹っ切れて明るく任務をこなす力強いコメントと笑顔、結婚指輪が印象的だった。

山野達也

家が町田周辺ということもあって、町田のセレクションを受けて合格、2011年にはトップ経験、アグレミーナ浜松、ヴォスクオーレ仙台の経験もあり。

▼ファンと一緒にボールを蹴ることの価値

Fクラブの選手やスタッフとファンという、一般のフットサル施設では築きにくい特殊といえば特殊な関係を非常にうまく生かした個サル運営をしている印象があった。運営回数はどうしても少なくなるが、継続率は高く、もっと宣伝を行い新しい人も呼びこんで1回あたりの人数を増やせばFリーグ観客動員との相乗効果で可能性がある事業と感じた。

またFクラブは、ファンを一方的に呼ぶばかりでなく、個サル、スクールを通じてファンを作っていく、生み出す努力が必要と感じた次第である。次回は、Fクラブの中では比較的安定的にファンを獲得している本体クラブの運営、会場、ファンサービスなどについてその秘訣を報告する。また、最終回はスクールに焦点を当てたレポートとする予定だ。

ちなみに、町田では個サルの申し込みを電話で受け付けていたが、これを機会に「みんサル」を活用、ネットでの申し込みに切り替えると同時に参加してくれた人にポイントサービスを提供することとしている。申し込みは11月中旬を予定しており、次回にはお知らせできる見込みである。

筆者:木暮知彦

個人参加型フットサルのイベント検索サイト「みんサル」の運営会社ピープルソフトウェア(株)社長。関東1部リーグファイルフォックス府中代表、元関東フットサルリーグ広報委員長。フットサルエッジに関東フットサル三国志を執筆。長男は現・シュライカー大阪監督、木暮賢一郎氏。

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Fリーグディビジョン1 順位表(9/15更新) ​​

順位 チーム 勝点
1 名古屋オーシャンズ ​​ 40
2 ペスカドーラ町田  29
3 バサジィ大分 28
4 立川・府中アスレティックFC 28
5 シュライカー大阪 26
6 湘南ベルマーレ 23
7 フウガドールすみだ 15
8 Fリーグ選抜     14
9 エスポラーダ北海道 13
10 ヴォスクオーレ仙台 12
11 バルドラール浦安 9
12 アグレミーナ浜松 7
 

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