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『教育のひとつとしてのフットサル』高校の部活動とは異なる、クラークのフットサルコースとは?(加藤諒典・クラーク記念国際高等学校)【1/2】

2018年10月17日、神戸
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

F2第6節、デウソン神戸に所属する三村里来と金尾裕太がFリーグ初ゴールを記録。彼らの前所属には、クラーク記念国際高等学校と記されていた。フットサルコースを持つクラーク記念国際高等学校とはどういったところなのか?神戸・三宮で夢を追いかける生徒たちを指導する加藤諒典さんが、部活動ではないフットサルコースの仕組みを語った。(2018年10月17日収録)

▼教育のひとつとしてのフットサル

――クラーク記念国際高等学校のフットサルコースですが、一般的な部活動ではない、ということですよね。

加藤 部活動ではないです。

――スポーツ推薦のような、体育学科のようなイメージですか?

加藤 難しいですね。言い方としては、教育のひとつとしてフットサルを行っているイメージですね。何に一番似ているかと言われれば私立の体育科が近いと思いますけど、クラーク自体が通信制の高校なので全日制とは違います。

――通信制は毎日通わなくてもいい制度ですよね?

加藤 そうですね。通信制は、国から定められた下限のスクーリング、課題、テストをクリアすれば、それ以外は基本的に自由な教育をしてもいい形です。月に1回や2回来る子もいれば、毎日朝から夕方までいる子もいます。フットサルコースの場合は、午前は勉強の基礎学習で、昼からはフットサルに専念する形です。

――具体的にカリキュラムはどういったスケジュールなのでしょうか?

加藤 月曜日から金曜日は、午前中は学業で午後はフットサルというスケジュールです。1時間目から3時間目、9時半から50分授業を3つ受けて、授業が終わり次第移動して、フットサルの練習ですね。1時半から4時まで練習という生活をしています。土日は試合と、デウソンのホームゲームの運営のお手伝いとか、稀にですけど小学生のフットサルクリニックをしたりしています。中学生と合同で練習したりもしますが、試合とデウソンのホームゲーム運営がメインですね。

――入学するためにフットサルの実技試験などはあるのでしょうか。

加藤 もちろん、実技試験はあります。あとは学校ですので、英数国の筆記テストと面接もあります。

――初年度はどれぐらい生徒が入られたのですか?

加藤 初年度は9人でした。

――現段階で、その入学者数に変化はありますか?

加藤 人数は変わっていないですね。10から15ぐらいで、最大で20人ぐらいでしたね。

――そうやって入学した生徒たちですがサッカー経験者とフットサル経験者、どちらが多いでしょうか?

加藤 だいたいサッカーメインですね。中学校でサッカーの全国大会に行きましたとか、そういう子の方が多いですね。トレーニングの中でフットサルを少しかじっている生徒は多いんですけど、フットサルをメインでやっていない子の方が多いです。

――生徒たちのフットサルへの路線変更はそれぞれですよね、なぜフットサルをやりたかったのかは。

加藤 そうですね。聞いた感じでは、プレースタイル的にはフットサルが合うとか、自分の中でとか指導者に言われたとかですね。もちろんフットサルをやってきた生徒もいます。

――その割合は始めた頃に比べると変化はあるのでしょうか?

加藤 年々、元々フットサルをやってきた生徒が増えてきていますね。来年入ってきてくれる中には、デウソン神戸U-15だった生徒もいます。

――そこはフットサルが普及している感じですね。

加藤 7年前に比べれば、ですね。僕の中では。

▼トップチームでやりながら、進学もしてほしい

――初年度の生徒たちの進路はどうだったのでしょうか?

加藤 昨年引退しましたが、デウソン神戸でプレーをしていた川那部遼がそうですよ。

――主に進路は学校がある関西圏が中心ですか?

加藤 1期生にひとり、湘南にいっていますね。永田大也がロンドリーナです。Fリーグに行った生徒が多いのは2年目ですね。宇田川雄翔(シュライカー大阪)、宮本拓(広島エフ・ドゥ)、二井岡嵩登(ペスカドーラ町田アスピランチ)がいます。3年目は進学が多く、4年目は今季からデウソン神戸でプレーしている三村里来と金尾裕太がいます。生徒が希望を出して、僕が連絡して練習に参加させてもらいます。デウソンが多いですね。

――進学した卒業生はどういった進路でしょうか?

加藤 保育士を目指していた子もいますし、スポーツマネージメントコースとかいろんなところですね。ただ、基本的にはスポーツに携わるようなところが多いです。マネージメントやトレーナーや柔道整復師とか、裏方やサポートの方面に進んでいます。フットサルコースの生徒が大学に行く場合は、推薦がほとんどです。センター試験を利用してというのは一般コースではありますけど、フットサルに関してはないですね。ちょうど1期生が今年大学卒業です。

――進学はもちろん、進級にも気を使うと思います。最悪の場合は留年もあると思いますので。

加藤 そうですね。テストの点数とか気にしますね。単位を落としたら、フットサルしている場合か、となりますし、フットサルをやりたいのであれば最低限のことはやらないといけません。学校ですからね、教育課程の中でやっていることですので。成績はいいですよ。ちょっと厳しそうでも、短期集中で点数を取ってきてくれてる生徒もいます。指定校の推薦を取れる成績まで取ってきてくれる生徒は7割ぐらいいます。

――フットサルコースですのでFリーグを目指してほしい一方で、学校としては進学をしてもらいたい部分もあると思います。

加藤 当然、学校としては進学率を上げたいですよね。僕の考えとしては、トップチームでやりながら、進学もしてほしいです。両方やって、大学を卒業する時にそのままFでがんばってくれればと思います。勉強もしないといけないし、フットサルもしないといけない。そういうのが浸透をしていって、進学と同時にFリーグでやりたいという子も増えています。デウソンのトップで練習に参加させてもらっている生徒も進学をしましたしね。

もちろん、フットサル1本でいけない場合もあります。もしケガとかでできなくなった時に何もなくなってしまうかもしれません。それが不安だなと思いますので、進学をちゃんと考えながら日々の勉強もしないといけないですし、同時にフットサルコースに来ているわけですからFリーガーになれるようにがんばってほしいですね。

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3 立川・府中アスレティックFC  41
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7 フウガドールすみだ 29
8 Fリーグ選抜    24
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