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『もっと柔軟に、固定概念を変える』フットサル場が進む道とは?(早稲昭範・フットサル台場マネージャー)【2/2】

2018年11月26日、お台場
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

お台場・大江戸温泉物語の隣、フットサル台場のマネージャーはテックボール日本代表だった。このビジネス街に位置するフットサル場は、どのような戦略を持っているのか? フットサル台場のマネージャー早稲昭範さんは、フットサル場の固定概念を変えようとしていた。(2018年11月26日収録)

前編→『プレーヤー目線だけでは難しい、ならば……』好きなことで生きるためには?(早稲昭範(WASSE)・テックボール日本代表)

 

▼フットサルをやる場所では時代にそぐわない

――フットサル場経営の立場から見た、フットサルの現状はいかがでしょうか?

早稲 僕は3、4年前から働いていますが、オープン当初の10年前はめちゃくちゃ売り上げはよかったと聞いています。フットサル自体人気があってどこもかしこもフットサル場を立てて、芸能人のリーグもあって、ライト層の方がこぞってスポーツをやるならフットサルという感じで会社にも部活ができていた時代でした。コートの埋まり方が尋常ではなかったようで、黒字を出せるといういい時代だったと聞いています。それが徐々に徐々にと落ち着いてきていますね。

――フットサル場で働くことはここが初めてだということですが、早稲さんにとってフットサル場はどういうところだったのでしょうか?

早稲 前職は営業をしていましたが、営業の方が相手の警戒心も高かく条件交渉で揉めることはありますけど、フットサル施設での接客業務は休暇とかリラックスをしに来るお客さまが多いのでピリピリとした雰囲気はあまりなく、気持ちよく接客をさせていただけています。

僕はフットサル場という固定概念を変えていきたい、と思っています。フットサル場にフットサルをやりに来ましょう、というスタンスが時代にそぐわなくなっていると思います。場所をお貸しするというビジネスモデルなので、フットサルに限らずいろんなことをやって、どんどん告知して営業をかけています。フットサル場で陸上もできるし玉入れや綱引きのような運動会もできますので、フットサルにこだわらずいろんな形で利用していただきたいと考えています。

――フットサル以外に、このフットサル台場ではどういったことを楽しめるのでしょうか?

早稲 ドローンの練習場として使っていただいたり、グラウンドゴルフも道具もそろっていますのでできます。他には撮影やイベントもありますね。長い芝だと重機だったり重たいものの搬入すると跡が残ってダメージが残りますが、ここは人工芝が高密度ショートパイルですので芝の現状復帰ができるので場所貸しとしては最適なんですよね。その特性を生かして認知をしてもらって、撮影が増えています。

――立地上ビジネス街ですので、平日の昼間に個サルや大会は難しいと思います。その時間の中でどういったことをされていますか?

早稲 フットサル場が抱える悩みで大きな要因は、平日の昼間がデッドタイムというか何もしない時間になってしまうことだと思います。平日昼間の営業時間をなくして経費をかけない縮小の方針もあるとは思いますが、僕はそうじゃないと思っています。経費がかかったとしても、スタッフがテックボールの練習をして動画に撮って告知をしたりする時間に当てています。これからだと思いますけど実を結ぶ時が来ると思います。

――フットサル場で働いてよかったことはどういったことでしょうか?

早稲 いいことばっかりですね。フットサルはコミュニティーの形成にすごく重要だと思います。飲み仲間だけだと関係性が希薄だったりすると思いますが、チームになってスポーツをして大会に出てとなるとまったく今まで関係がなかった業種の方と知り合い、友だちになるプロセスがここだけで完結できます。そのコミュニティーがどんどん広がれば強い人脈になっていくということが、ここで働いていていいなと思います。

僕もお客さまと仲良くなってフリースタイルフットボールのパフォーマンスに来てよと誘われたこともありますし、逆にフリースタイルフットボールのパフォーマンスを依頼していただいた企業さまにフットサル台場に遊びに来ていただいたこともあります。相互のいい関係が結べています。

――プレーヤーとしても知ってもらえているわけですね。仕事で大切にしていることはどういったことでしょうか?

早稲 固定概念を持たない、思い込まないですね。常識を常識として捉えない、柔軟な頭を常に置いていくというのは意識しています。

 

▼フットサル場はアミューズメントパーク

――今後やってみたいことは、どういったことでしょうか?

早稲 いろいろやりたいことがあるんですよね。フットサル台場でお酒が販売できるようにしたいなと思っているんですよね。お酒をコンビニで買って飲まれてプレーされるよりも、こちらである程度管理できる体制ができた方が安全ですしね。飲んだらプレーはできません、飲んだら車はできませんと、運転できないのは当たり前ですけどね(笑)。車で来たとしても隣に大江戸温泉があるので、飲んだら大江戸温泉に行ってもらえればメリットもありますしね。しっかりと管理をしたうえでお酒を提供をすればトラブルはなくなると思います。あくまで、まだ企画途中の案ですが、実現させたいですね。

――他にも大江戸温泉物語と関連したことをお考えでしょうか?

早稲 今大江戸温泉物語と計画している事は、フットサルや運動会と宴会のコラボです。フットサル台場で運動会を案内しているんですが、大江戸温泉物語にも運動会の問い合わせが来ています。フットサルとなるとサッカーをやっている人にターゲットが固定されますが、運動会は誰でも平等にできます。ですので、フットサル台場で運動会をした後、大江戸温泉物語での宴会、というセットのコラボをしたいと考えています。

――終わった後にお風呂に入りましょう、ですね。

早稲 そうです。実際にフットサルをした後、大江戸温泉に行ってみようという方は多いです。そういった方に向けて、フットサル台場をご利用いただいたお客様限りですが大江戸温泉の割引券を販売もしてます。

(OPEN〜18:00までにご入館される方は¥1700、18:00以降にご入館される方は¥1200
フットサル台場受付にて販売販売中)

やはり大江戸温泉という言葉がパワーワードでコンテンツとして強いので、大江戸温泉が隣にあるというここならではの特性をどう生かしていくかは常に考えています。

――このフットサル台場は、テックボールができることも特徴だと思います。

早稲 一般のお客さまが触れることができるのは、東京が1ヶ所と大阪が2ヶ所の合計3ヶ所ですね。東京では、このフットサル台場だけです。実際に日本代表である僕のプレーを生で見てもらうことは、他のフットサル場ではできないことですよ。テックボールは今後伸びていくスポーツだと思いますので、フットサル台場でテックボールができるという情報を先行者メリットで発信することができるのは大きいと思いますよ。

――テックボールの普及は現状はどうですか?

早稲 ITワールドカップというIT企業様限定のフットサルの大会をここで開催をした時に、リフティングやテクニックに自信があるに方々にラリーをしてもらって、ラリーの回数によって賞品が当たるみたいなコンペティションをやりました。フットサルの試合で待機しているお客さまも見てもらって、みんなが応援してというのですごく盛り上がりましたよ。

――最後に今後の展開をお願いします。

早稲 フットサル以外でもご利用いただけて満足していただけるようなサービスを常に提供し続ける環境を作っていきたいな、というのがフットサル台場のプランです。より一層フットサルだけではない、アミューズメントパークみたいな施設にしていこうと思っています。

 

 

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