ピヴォ×みんサル

『仕事と家庭以外にもコミュニティを』都会型フットサル場の運営論(土屋智永・アディダスフットサルパーク渋谷ディレクター)【1/2】

2018年2月7日、渋谷
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

1月7日、渋谷ストリーム4階にアディダスフットサルパーク渋谷がオープンした。渋谷のド真ん中にあるフットサルコート、アディダスフットサルパーク渋谷のディレクター・土屋智永さんに、都会型フットサル場の運営についてお伺いした。(2019年2月7日収録)

▼フットサルを通じて健康を増進

――アディダスフットサルパークとはどういった形態で営業されているのでしょうか?

土屋 アディダスフットサルパークは7店舗あり、運営は私たち東急スポーツシステムがしています。フットサル施設を運営していたりジュニアスクールを運営している中で、アディダスさんが我々のコンセプトに共感していただいてスポンサーシップをご提供していただいている形です。

――最大の特徴はどういったことでしょうか?

土屋 アディダスさんにスポンサードしていただいていますので、特別なイベントをアディダスさんとコラボレートして仕掛けることができることが最大の特徴だと思います。たとえば、TANGOリーグというアディダスのTANGOというブランドがターゲットにされているお客さまを対象にした大会を行っています。TANGOをスポーツシーンだけではなく、タウンユースやビジネスでも着こなしていただけるようなご提案をアディダスとタッグを組んでイベントをやっています。またKIRINさんにもスポンサードしていただいていますので、東急KIRINカップという約200人規模の大会を毎年やっています。

――他にも、フットサルやサッカー以外にどういったことをプログラムがあるのでしょうか?

土屋 まだお年を召した方を対象としたプログラムはできてはいませんが、低年齢の方ですと2歳から動けるような運動教室をしています。

また私の世代ですよね。アラフォー世代の方々に青春を取り戻そうじゃないですけど、そういったコンセプトで我々がプロデュースをしてチーム活動だったり、年代別の個サルのプログラムを提供しています。他にもヨガをやったりですとか、フットサルをしないようなお客さまもコートにお越しいただいています。

あとはランニングですね。ここで準備運動をしていただいて、街中を走るような試みをしています。また、私たちの会社はフィットネス事業もやっていますので、パーソナルトレーナーの方を呼んでフィジカルを鍛えるようなプログラムを提供したりですとか、直接フットサルをプレーするだけではなく、フットサルに興味があったりフットサルを通じて健康を増進できることを提供しています。

 

▼カフェからコートが見える

――こちらの渋谷店は、コートの真横にカフェが併設されているのも特徴だと思います。

土屋 そうですね、TORQUE SPICE & HERB TABLE & COURTさんのお店の中からコートを見ることができるのは大きな特徴だと思います。終わった後にそのままカフェで休まれる方もいますし、お付きの方がカフェで観覧されていただいていますし、ジュニアスクールですと保護者のみなさんがカフェでお子さまのスクールを見ていただいて終わった後にだんらんをしていただいています。私もお気入りのカフェですよ。

――オープンは今年の1月7日ですのでまだ1ヶ月しか経っていませんが、現段階で手ごたえはいかがでしょうか。

土屋 まだまだもがきながらですが、東急東横の屋上にあった旧店舗のお客さまがありがたいことにそのまま使っていただけていたり、ここに新しくできたということで新たなお客さまが来ていただけています。変わらず利用していただけるのはありがたいですね。今のところ目標値にはなんとか達成できそうかなというところです。

――まだできたばかりですから、これからというところですよね。

土屋 そうですね。営業時間もだいぶ変わってしまったので、ここの営業時間に合った形でこれからもたくさん来ていただきたいので、新しいお客さまに来ていただけるような仕掛けを考えています。

――営業時間はどうなっていますか?

土屋 平日は10時から20時で、金曜日だけが18時までになっています。土日はやっていません。ただ、2月より営業時間外の平日夜間と土日についてもTORQUEさんと協議して一部コートレンタルを開始しました。

――他のフットサル場はもっと長い営業時間のところもあります。

土屋 そうですね、旧店舗は23時半まで毎日やってましたしね。そういうところではまた新たなお客さまに楽しんでいただけるように、新たな仕掛けをしていかないとと思っています。

――営業されていない時は、このコートはどういった利用をされているのでしょうか?

土屋 こちらはTORQUE SPICE & HERB TABLE & COURTさんの施設ですので、我々が使っていない時間帯はフットサルやサッカー以外のイベントを行っています。そういった意味ではいろんなお客様が来られる施設です。

 

▼もう一度チームにスポットを

――渋谷という場所ですが、どういった客層でしょうか?

土屋 オープンして1ヶ月ですのでまだどういうお客様が多いかリサーチできてませんが、旧店舗の東急東横店と同じように幅広い年齢の方に来ていただいています。特にコートの利用のお客さまは、オフィスワーカーの方が多いですね。お仕事を終えてその会社の方だったり、同じ部署の方でボールを蹴っていただいています。お昼の時間帯は、平日休みの同じお仕事の方々や、学生の方が集まってボールを蹴っていただいています。

――今後はどういった展開をお考えでしょうか?

土屋 今、どこの店舗も個人での利用に工夫を凝らしています。私たちも個人参加に力を入れていますけど、原点に返るというわけではありませんがフットサルはチーム単位のスポーツなので、もう一度チームにスポットが当たるような仕掛けをしていきたいなと思って動き出しています。チームをプロデュースしていくような、そのコミュニティーを醸成していただいてそこで仲良くなってその後もチームで活動できるようなものを今我々アディダスフットサルパーク全店で去年から動かしています。個人からチームへというのは、時代と逆行するような形にはなってしまいますけど、もう一回ブームを起こしていきたいなと思います。

――具体的にどういったプロデュースをされているのでしょうか?

土屋 最初は個人で集まるのでみなさん初対面ですので、初めはなかなか一体感は生まれません。ですので、我々が指導者として入ったりですとか、終わった後に食事会のような機会を作ったりして、毎週活動していく中でチームになっていくというような形です。まったく合ったことがない個人の集団が、チームになっていくようなことをやっています。

――個サルで集まった人たちをチームにしていくイメージですね。

土屋 まさにそうですね。できれば我々がずっとプロデュースというよりも、参加してくださった方たちでチームとして活動していただきたいとも思っています。新しい友だちができたとか新しいコミュニティーに混ざることができたとか、仕事と家庭以外のコミュニティをフットサルを通じて作れることができる機会を提供していければなと思っています。

 

 

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