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「サッカー界の総合商社」はなぜ誕生したのか?【古部亮・サッカードットコム代表取締役】

高校サッカードットコム」「LiGA DiVERTiDA」「JOGARBOLA」各々のサービス名を聞いたことがある人は多いのではないだろうか。このサービスを展開しているのが「サッカードットコム株式会社」だ。多岐にわたるサービスを下に「サッカーで笑顔に!を本気で目指し、サッカーの総合商社としている会社」という代表取締役の古部亮さんにお話を聞いた。

▼スポーツクラブでの経験がフットコート運営に活きた
――最初に、古部さんのフットサルとの関わりについて教えていただけますでしょうか。

古部 もともとスポーツクラブで、インストラクターとして働いていたのですが、私自身も小さい頃からサッカーをしていましたし、サッカーが好きだったということもあって、サッカーを仕事にしたいと思い、フットサル施設の施工・運営・コンサルティングを手がけている「ジャパンフットサルコート」へ2005年に転職をしました。
最初は「フットサルポイント浦和美園」という施設で仕事を始めることになりました。それがフットサルとの最初の関わりになります。浦和美園のフットサルコートでは、スクールなどのコーチとして働いていましたが、そこから西浦和店や和光成増店の店長も務めることになりました。その頃はフットサルバブルが起きて、フットサルコートが全国的にも増えていく中で、フットサルポイントも店舗数を増やして、最終的に10店舗ぐらいの統括店長を任せてもらいました。

――フットサル施設の運営を任せられるようになるキッカケがあったのでしょうか。

古部 スポーツクラブで働いていた経験があったので、フットサルコートの運営は自分にとって得意分野でした。当時のフットサルは、サービス面においても改善するポイントが多かったので、スポーツクラブで経験していた当たり前のことを改善していくことで、お客様にも喜んでいただくことができました。
具体的には、個人フットサルの回し方の仕組みをマニュアル化して運営したり、次回も利用してもらうための仕掛けを作ったりしました。また当時は紙に書いて予約を受けている状態でしたが、会社も予約システムを構築して24時間オンラインで予約を受け付けられるようになりました。これはフットサル界でも早い方だったと思います。本当に当たり前のことを当たり前のようにやることで成果が出てきて、施設運営の楽しさを知ることができましたね。

 

 

▼サッカーの総合商社としてパッケージでコンテンツを提案
――株式会社サッカードットコムの設立の経緯を教えていただけますでしょうか。

古部 サッカードットコムの創業は2015年で、私自身が代表取締役になったのは2017年です。サッカードットコムは 「エフスタ」というブランドで4施設のフットサル施設(エフスタ!池袋、エフスタ!北花田、GRANDE FUTSAL PARK武蔵浦和、GRANDE FUTSAL PARK浜松)を展開しています。このフットサルコート運営だけではなくて「高校サッカードットコム」などのウェブサイト運営や「JOGARBOLA」ブランドでのアパレル、海外移籍の支援、人工芝「BRIGHT TURF」でのフットサルコート・サッカーグランドの施工など、サッカー界の総合商社という形で展開をしていこうと立ち上がったのがこの会社です。

――「エフスタ」以外の主な業務内容を詳しく教えていただけますでしょうか。

古部 フットサル大会では「LiGA DiVERTiDA」を展開していまして、こちらは首都圏で約月80大会開催。首都圏最大級となっています。アパレルは「JOGARBOLA」というブランドを展開しており、サッカーチーム様を中心に提供をさせていただいており、OEMでも商品制作をしています。「高校サッカードットコム」は高校サッカーにまつわる情報を配信していて、一番多い時期で月間700万PV以上の閲覧数があります。「ENJOYFUTSAL」が、月間30万PV。こちらはプレイヤーのためのポータルサイトです。その他、海外移籍ドットコムにて、選手の海外移籍などのエージョンと業務を行っております。
あとは、スポーツセンシングと言って、色々な角度に取りつけたカメラでプレイヤーを撮影して、その動画をAIで処理してユーザーに提供できないかと、現在、実証実験をNTTドコモさんと提携して行っています。プレイヤーがプレーをして終わるのではなくて、ハイライトシーンやシュートシーンを振り返って見られることで、その後も楽しめるようにできたり、フットサルコートで行われているスクールで、コーチがその場で選手に対してiPadなどを使ってプレーを振り返ることができたりもします。今年の4月あたりから実際にお客様にも触れていただけることができるようになると思います。

――多岐にわたるサービスを展開されていることがわかりますが、その中でも他社との差別化戦略というところではどのようなことを考えていますでしょうか

古部 フットサルでプレーしていただくお客様やサッカープレーヤーに、僕らの持っているコンテンツを提供して快適に気持ちよくプレーしてもらえるように常に考えています。またサッカー・フットサル業界はまだまだ小さいので、手を取り合って協力していかないと成り立たないと思っています。我々はフットサルコートのハードを持っているので、ソフトを強化している皆さんと手を組ませて頂いています。先ほどの「NTTドコモ」さんとスポーツセンシングに取り組んだり、プレー後の交流の場として飲食店の情報を提供したり例えば「ワタミ」さんやEPARKさんともコラボレーションさせて頂いたりしていますね。

――会社の理念について教えていただけますでしょうか。

古部 「サッカーで笑顔に。」これが僕らの理念です。サッカーのあったらいいなを形にしようと常に模索しています。また日本サッカー協会が目標で掲げている「2050年のワールドカップで日本代表が優勝」するために貢献する企業にならないといけないと思っております。
そのために我々が長期的にやるべきことは、日本にサッカーやフットサルの文化を作っていくことだと思っています。
日本中にピッチを作って、プレーする環境を増やす。プレーする人がまたやりたいというプログラムを増やす。きめ細かなサービスの向上。プレー以外でもサッカーを身近に感じられるようなコンテンツを発信する。たまに海外に行きますが、サッカーって本当にどの国にいってもありますよね。海外の様々な良いものを日本に持ち込んで、サービス化し、逆にMade in Japanのサッカー文化を海外にも展開していくつもりです。

――会社を経営してきてよかったなと思うところはどこでしょうか

古部 色々な人に出会えるということは楽しい事のひとつですね。経営者だからというわけではないですが、業界以外の人とも交流をすると、業界内での当たり前のことが当たり前じゃないということに気付かされたりします。またサッカー業界って狭いと良く言われますが、情熱をもっている方が多いので、常に刺激をもらっています。うちの社員は本当にサッカーを愛していて、一人一人が経営者のように働いてくれているので、頼もしいです!

――経営において改善したいポイントなどはありますでしょうか。

古部 意外と我々の会社自体が知られていないことですかね。「高校サッカードットコム」「エフスタ」「LiGA DiVERTiDA」「JOGARBORA」など、各々のブランドで展開しているので、それぞれのサービスを知って頂いている方は多いと思いますが、それを同じ組織でやっているということは知られていないと思います。この部分で、もう一歩進めて会社として総合的なサービスとして展開をしていくことが、我々のオリジナリティになるのかなと思っています。

 

(後編「フットサルコートはまだまだ出来ることがたくさんある」)

 

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