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「好きなチームと選手? それはだな……」永遠のフットサル小僧が“F”の未来に思うこと(デジタルピヴォ! 編集長・山下浩正)【3/3】

1999年、有明コロシアムの全日本選手権から見続けてきたフットサル。いくつものチーム、何人もの選手を見てきた。『デジタルピヴォ!』編集長、山下浩正のお気に入りは一体誰なのか? そして今は? 愛するフットサルの話題は尽きない。

(2017年4月24日収録)
「書く情熱は本の時以上」デジタルピヴォ! として生まれ変わる(デジタルピヴォ! 編集長・山下浩正)【2/3】)

 

▼歴史上すべてか……ならば

――フットサルを見続けてきた山下さんが、一番好きだったチームと選手についておうかがいしたいのですが。

山下 カテゴリーは関係なしで?

――カテゴリーも、歴史上すべてでかまいません。

山下 ならば、カスカヴェウだな。カスカヴェウにはいろんな勉強をさせてもらった。甲斐(修侍)くんにはいろんなことを教わったよ。

――それは戦術ですか?

山下 技術だね。練習をよく取材したんだけど、飽きることなくインサイドキックの練習をしていたな。くるぶしの下のところで蹴るんですよ。すると、強いボールにスライス回転がかかる。それがバウンドしない、強くてまっすぐで受けやすいボールになるんだ。とにかく基礎とランニングの繰り返しで、試合は気晴らしぐらいなもの。年齢を重ねればフィジカルは落ちるけど技術は忘れないというけど、まさにそのとおり。甲斐くんがその典型でしょう。基礎をとことんやったから43歳までプレーできたわけだ。

――日本フットサル界を支えた人気チームでしたね。そして、現在のペスカドーラ町田につながっています。

山下 甲斐くんは、Fリーグ初年度のオリジナルエイトに入るんだって頑張っていたな。スポンサーの支援を受けて、なんとかFリーグ入りを果たした。選手もカスカヴェウからだな。2000年にいた前田喜史。柔軟な体つきをして鮮やかなプレーをして、代表のレギュラーになっていった。選手では彼が一番かな。

 

▼もっと身近にFリーグのすごさを

――では、今現在の注目のチームは?

山下 湘南ベルマーレ。なかなか上位にはいけないけどみんな頑張っている。資本力はないけど、Jリーグと直結しているチームだ。Jリーグの経営を知っていることが、Fリーグのオリジナルエイト入りの評価につながった。突出した選手はいないけど、オレの大好きな横澤直樹が選手として戻ってきたことも大きい。監督として結果は出せなかったが、ものすごい情熱家でブラジルやタイで頑張ってきた男だ。もちろん、全日本選手権で優勝経験もある。湘南の前身、ロンドリーナを支えた人物のひとりだ。

――今シーズンもFリーグはおもしろそうですね。

山下 Fだけじゃなく、女子も見逃せないよ。FリーグCOOの小倉(純二)さんは、女子が先にワールドカップで表彰台に立つだろうといっている、サッカーのなでしこと同じようにね。それぐらい可能性がある。今年から日本女子フットサルリーグも正式に始まって、超速の進歩を遂げている。特に東海は、女子も子供のときからボールを蹴ってるから、非常にうまいし可能性を感じるね。あと、バルドラール浦安ラス・ボニータスには、元ゴレイロの本多さかえがコーチとしている。今はコーチや監督はみんな男性だけど、そこに女子のOGが監督になっていったら、もっと女子フットサル界は広がるだろうなと思うね。

――女子もピヴォ!で取材をされていますね。

山下 そうだね。東京都1部のバジェーナブランカ城北レディースというチームを、『Road to 関東』というタイトルで取材を続けている。今シーズンも1部だけど、エースのドリブラーが府中アスレティックFC女子プリメイラに引き抜かれたりで苦しくなっているけどね。

――では今後、これからFリーグを背負って立つような選手は誰でしょうか?

山下 清水和也(フウガドールすみだ)。ゴールに向うエネルギーはたとえようがない。それから日本を背負って立つという意識。同年代のU-20の選手を集めては「オレたちがやるんだ、もっと頑張ろうぜ」といっている。その言葉が、清水和也がまだまだ満足していない証拠なんだ。180cmで体格も恵まれているし、間違いなく日本を背負って立つ。余談だけど、彼はもともとフィクソだったんだ。でも、須賀(雄大)監督がフウガに連れてきてやらせたのがピヴォ。そして今の彼があるんだ。

――見抜く目がすごいですね。

山下 やっぱりプロの監督だよね。しかも頭だけじゃなくて、顔もいい。スーツもビシっと着こなして、サプライヤーのモデルも務めているからね。なんだか悔しくなるよな、冗談だけど(笑)。ただ、今のFリーグには清水和也以外に抜けている選手がいない、違いを見せる選手が少ないんだ。試合も、スリリングな展開が少ない。競技としての迫力が残念ながら伝わってこないことが多いんだ。いつまでもリカルジーニョを懐かしんでるようじゃ駄目だよね。

――それが現在のFリーグが抱えている問題であると。また、観客動員で苦しんでいることにもつながっているのでしょうか。

山下 動員に関しては、もっと身近にFリーグのすごさを見せることも必要だと思う。オレが主催しているピヴォチャンみたいな、アマチュアの大会にもFリーガーがもっと出るようにすればいい。全日本選手権で一般のアマチュアチームと対戦できけど、もっと交流があっていいと思う。実際に目の前で、彼らのプレーを見ることで一番おもしろさが伝わると思うんだ。テレビであるプロゴルファーの練習シーンを観たことがあるんだけど、全部ピンそばに寄せていくんだ。試合のプレッシャーがゼロだと、こんなにすごいのかと感心した。フットサルも同じで、Fリーグの選手にノープレッシャーでプレーさせるとそれはうまい。これを見せないでどうするんだ。たとえば、元Fリーガーの岡部将和がドリブルデザイナーとして、股抜きやシャペウを日本中で、東南アジアで見せている。あの活動をFの現役の選手がやってもいいと思う。一般人にうまく混ぜて出していく、そこをJFAにぜひやってもらいたい。そうすれば、フットサルの普及にもつながると思うんだ。

山下浩正
1944年、埼玉県所沢市出身。中学で幼なじみと剣道部に入るも面が臭くて2人してサッカー部へ転部。部活は以来高校まで続ける。フットサルとは1999年、有明コロシアム センターコートで開催された全日本選手権を機に本気で向き合う。

PHOTO,TEXT・佐藤功

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Fリーグディビジョン1 順位表(11/18更新) ​​

順位 チーム 勝点
1 名古屋オーシャンズ ​​ 55
2 シュライカー大阪  45
3 ペスカドーラ町田  43
4 立川・府中アスレティックFC 41
5 湘南ベルマーレ 39
6 バサジィ大分  34
7 フウガドールすみだ 32
8 Fリーグ選抜    24
9 ヴォスクオーレ仙台  20
10 バルドラール浦安 17
11 エスポラーダ北海道 16
12 アグレミーナ浜松 8
 

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