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[フットサル史探訪]2002年全日本選手権 3位決定戦 小金井ジュール対P.S.T.C.LONDRINA

有料WEBマガジン『タグマ!』編集部の許可の元、WEBマガジン「デジタルピヴォ!プラス」からの記事を転載させていただきます。


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2002年2月3日 駒沢体育館
(PHOTO、TEXT・Futsal Magazine Pivo!)

 

今大会の3決は、「1982年ぐらいに小金井辺りで設立」された小金井ジュールと、1999年設立のP.S.T.C.LONDRINAという当時としては新旧チームの対決となった。LONDRINA(湘南ベルマーレフットサルクラブの前身)のメンバーを見ると、以下のとおり、今でもフットサル界のど真ん中で活躍しいる人たちがいることに驚く。

クラブの代表者兼選手の♯5関野淳太はF1・ペスカドーラ町田のスクールコーチ。
♯1GK阿久津貴志はF1・湘南ベルマーレフットサルクラブのGKコーチ。
♯4伊久間洋輔は湘南のサテライト、S.B.F.C. LONDRINA の監督。
♯6横澤直樹はF1・ボアルース長野の監督。
♯7豊島明はF1・アグレミーナ浜松の監督。
♯9大地悟は神奈川県リーグ1部アズヴェール藤沢の監督。
♯11奥村敬人は湘南の監督。
湘南という地が育んだ独特のフットサル文化がうかがえる事例だ。

両者の戦いは果たしてどんな内容だったのか。当時の記事で振り返る。

 

FUTSAL 2002 第7回全日本フットサル選手権大会 3位決定戦
小金井ジュール 6-2 P.S.T.C.LONDRINA
[得点経過]
0分 ジュール 中川賀之
4分 ジュール 吉田誠
10分 ジュール 吉田誠
16分 ジュール 南幸四郎
34分 LONDRINA 榎原晃
36分 ジュール 中川賀之
38分 LONDRINA 横澤直樹
39分 ジュール 古林直樹

 

[第7回全日本フットサル選手権大会 3位決定戦レポート]
地域チャンピオンズリーグ覇者の小金井ジュールが3位に
「守備とカウンターに自信あり」

ジュール、開始5秒で先制

開始わずか5秒で小金井ジュール中川が先制した。中川のキックオフを南(健)がワントラップして自陣ゴールエリア付近の渡辺(祐)にパス。渡辺(祐)はダイレクトで前線にループパスを送る。このボールに反応した中川はマークについていたP.S.T.C.LONDRINA奥村を一瞬のダッシュで引き離し、飛び出してきたGK阿久津の足元を抜くシュートを決めた。あっという間にジュールが先制。わずか5秒、計5タッチ、しかもLONDRINAにボールを全く触れさせずに先制点を挙げた。

“守ってカウンター”の両チーム

「自分たちのチームの特徴は1対1のスキルの高さ」(ジュール古林)
「ボール回しと守備には自信があったので、カウンターを狙っていった」(ジュール渡辺剛)
大雑把に言ってしまえば両チームとも“守ってカウンター”のチーム。そうなるとリードしているチームが有利に試合展開できるのは明らかだ。リードされているチームは点を取りにいかなければならなくなり、それが逆に相手の思うつぼでカウンター攻撃を食らってしまう。ジュールは渡辺(祐)を中心にディフェンスを固め、個々の力で1対1の状況を打破するカウンターを仕掛けた。そのパターンにはまったのがジュールの3点目だ。前半10分、LONDRINA豊島が自陣からドリブルを開始。と同時に2人のFPも両サイドを駆け上がり速攻を仕掛ける。そして豊島はハーフウェイライン付近からミドルシュートを放つ。そして、このシュートをキャッチしたジュールGK塚本が前線に残っていた吉田にスロー。吉田は1人残っていたLONDRINA濱地に1対1の勝負を仕掛け、前半4分に続き自身2点目、ジュールの3点目をたたき出した。
一方、LONDRINAはジュールとは違った“守ってカウンター”のチームだ。ダイレクトのワンツーなど素早いパスで相手ディフェンスを崩しシュートに至るプレーを得意としている。
しかし、「うちの特徴はスピーディーな攻撃なので、小金井ジュールとかFIRE FOXとか引いて守るチームはやりにくい。スピーディーな攻撃ができないですからね」(LONDRINA関野)と、前半の早い時間帯にリードされ、得意の意試合展開に持ち込むことができなかった。
ジュールが南(幸)の追加点で4-0とし前半を終えると、LONDRINAは後半14分に榎原がFKを直接決め1点を返すも、16分にジュール中川がこの試合2点目を決め5-1とした。その後、お互いに第2PKで1点を追加しあい、6-2でタイムアップとなった。

初出場の緊張と
推薦枠のプレッシャー

「引いて守ってくるチームに対してが今後の課題」とLONDRINA関野が言うように、準決勝でもFIRE FOXのディフェンスにわずか1点に抑えられた。さらに3決では数名が体調不良でチームとしてベストのコンディションではなかったことも試合に影響している。
「3決ではピークが過ぎていた。全国は初めてで、経験不足」(LONDRINA豊島)
全国大会ということでの緊張が選手の体調管理に影響したのだろう。3日連続でベストコンディションに持っていくことの難しさを痛感したに違いない。
一方、ジュールは“日本フットサル連盟推薦枠”として、都大会、関東大会と予選大会を免除されての出場である。推薦の理由となったのが、昨年5月に行われた日本フットサル連盟主催の「地域チャンピオンズリーグ」(各地域リーグ上位チームによるリーグ日本一決定戦)での優勝。“連盟推薦”“リーグ戦日本一”として結果を出さなければならないプレッシャーがあったはず。「できるんだったら頑張ろう。もらったチャンスだから」と、そのプレッシャーをはねのけて見事3位に輝いた。
「自分はフットサルを12月に始めて、まだなじんでいないです。チームとしてもまだまだ伸びしろはあると思います。もっと強くなりたいですね」(先制点を奪ったジュール中川)
「全国は初、緒戦(3-3、対STANDARD200)は緊張して何をやっているかわからなかった」(LONDRINA横澤)

 

 

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